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今から25年程前、まだ整体師として独立間もないころ、日々あれこれ模索していく中で、どうやら体の上のバランスと足裏は関係性が高いことがわかってきた。
できれば腰痛、肩こりになる前に予防できたらという考えがうまれ、メンテナンス・予防に取り組むようになったのもこの頃でした。
今では歯科もそうなって来たように予防の大切さが少しずつ理解されてきているもののこの頃はといえば痛いから、とか辛いから整体に行くという人がほとんどでした。
整体って何？っていう人も多かったため予防にお金をかける人は本当に少ない時代でした。
外国に行ってシューフィッターの資格を取ろうとか、いろいろなことを考えましたが、家の中でで靴の文化がない日本ではそんなに浸透しないと思ったこと、靴のインソールに頼るより足裏そのものの本来のセンサーを甦らせる事の方が重要だと感じたため、体のバランス調整と足裏のトレーニングを行うようになりました。
整体で体を整えても座る、立つ、歩くの基本的なことがきちんと行えていない人が多いことや施術では筋肉はつけてあげられないことから痛みのとれた人をメンテナンスから予防にそしてトレーニングへとつなげていくことが必要だと感じ、今のスタイルが確立されていったように思います。
マスターストレッチも足裏の感覚を甦らせていくのにとても良いツールだと思います。
これからも足裏をしっかりと使えて、バランスが整った健康で機能的な美しいカラダを保てるようにいろいろな角度からアプローチして行きたいと思っています。