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患者さんには怪我や所謂ギックリ腰などの急性の痛みをともなう方とヘルニアや脊柱管狭窄症などの慢性的な痛みがある方の二種類がある。
前者は強い炎症があるケースが多いため安静+治療が基本となる。
後者については患っている日数(年数)によって少し違うけれども安瀬にしているだけでは治らないのが現状であり、日々の痛みに悩まされ続けている間に精神的にもかなり辛い状態になっていることが多い。
施術に関しては個々に判断して最善の方法を選択していくのだが、まずは正確に受け入れるべき現状を伝えること安心を与えることを心がけている。
経験上、慢性痛でオペの日取りも決まっているような方には最初に伝えてもピンとこないのが現実である。
それでも伝えていくのは大切で痛みが取れてきてはじめて最初に話したことの意味が理解してもらえる。
そしてその後の信頼関係につながっていく。
慢性化された症状がとれていく過程には時間がかかることも多いためお互いの信頼は大切である。
痛みや悩みの解決には信頼関係の構築が欠かせないと思う。