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距腿関節、一般的には足関節又は足首などと言われる部位で距骨の上面にあり主に底屈と背屈をする関節である。
距骨は靭帯でしか繋がっていないため土台としては不安定である。
同時にその土台となる距骨の位置によって上手くバランスをとっているともいえる。
解剖学的には運動軸が5〜15度程ついているため少し外側に捻れながら動いていく、患者さんによってはこの角度が強く入り過ぎて固着したりインピンジメントを起こしているケースもよくある。
このときに距骨下関節、ショパール関節、リスフラン関節と協調して真っ直ぐに使えると良い。
その意味でも足部の骨はしっかりとした位置で柔らかさも重要だと思う。
膝も含め足部の骨が整うことで距腿関節の動きも改善されてくる。